前進あるのみ!! キャリアアップについて、介護職従事者が語る。

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介護の仕事におけるキャリアアップへの道

介護の現場には、医療従事者やリハビリスタッフなど様々な職種が存在します。他の職種に挑戦してみたり、資格取得をしてみたりと自分磨きをすることでキャリアアップの可能性は大いに期待できるのです。介護の仕事でキャリアアップするには、介護支援専門員の資格を取得することが一般的です。試験前日までに実務経験5年以上で、その業務に従事した日数が常勤・非常勤問わず900日以上であれば受験資格を得ることができます。資格を持たない場合は、実務経験10年以上で従事した日数1800日以上が必要となります。在宅の場合、40人前後のケアプランを立て、毎月在宅へ訪問しプランの調整を行い、施設の場合は100人のケアプラン作成や関係者との調整を行います。最初のステップアップとしては、介護福祉士資格基礎研修修了者で介護職員実務者研修修了者であれば得ることのできるサービス提供責任者がおすすめで、介護職員への指導やスケジュール管理、介護支援専門員との連携や会議への出席など介護事業所の運営をコーディネートします。その後、介護支援専門員や管理者を目指すのも良いでしょう。介護の仕事から看護師になる場合、勤務しながら受験し一度退職して学校へ通い、看護の資格を取得するのが一般的です。

准看護師だと2年、正看護師だと3~4年卒業にかかりますが、介護の現場では年齢制限もほとんどなく、介護士以上に不足しているため再就職も十分可能です。准看護師なら中学卒業、正看護師なら高校卒業した者であれば受験資格はあります。その他、作業療法士や理学療法士を目指したり、新たに介護事業所を立ち上げ経営したりしてキャリアアップを目指すのも良いでしょう。